訪問看護師をしてきた吉本そうぞう。仕事では、精神医療の看護の分野で、さまざまな地域の患者さん・そしてご家族の皆さんと関わってきました。静かだけれど、熱さと暖かさのある語り口で、吉本と話していると、安心感に包まれる。そんな声の向こうに、時々はっとさせられるような発見に満ちた言葉が生まれてきます。

それでも、話さないと気づかないこと、そして、出かけてみて初めてわかることがある。

高槻市域にはさまざまな方が暮らしています。吉本と私たちは「住民との対話からはじまるシステムチェンジ」を、今回の挑戦のテーマの一つに掲げました。そして「環境とケアのまち高槻で、豊かに生命を再生する」。2018年は、大阪北部地震と、夏には巨大台風による被害・森林の大倒木が続いた困難な年でした。2020年は、新型コロナ感染症が流行しはじめ、医療現場の混乱と、生活に置いて孤独な状況を強いられる、そんな数年間が続き、2022年3月にはウクライナへの戦争が始まりました。今世界的な物価高にあります。

昨夜は対話の会を開いていました。吉本そうぞうは3児の子育て中で、朝は子どもさんを保育所に送ってから活動始動です。

みなさんの話を聴かせてほしい、一緒に考えたい。そんなスタンスの 芯にあるのは、気候変動対策、訪問看護の仕事の現場から身に染みているケアのアウトリーチ、共に生きること。生活に直結したさまざまな課題を、確かな方向性を持ちながら、皆さんと対話しながら、これからの高槻の行く道を共に作っていくこと。

対話の中で浮かびます。ー夜の時間はまず子育て中のお母さんはなかなか参加できない。ー台湾で発揮されたデジタル民主主義は、スマホや携帯、パソコンが苦手な人には難しい。ー

<じゃあみんなはどう、高槻市政に関わったらいいの?>

皆さんと共にあるために。そのことを一緒に考えて、形作っていきたい。真剣です。富田の事務所へもお気軽にお越しください。活動の中で、皆さんとどんどん出会っていきたいと考えている吉本そうぞうです。