4月15日開催(高槻青年会議所主催)の公開討論会より、吉本そうぞうの発言部分を抜粋したYOUTUBEの動画をこちらにまとめます。(それぞれ約3ー4分の動画になります。)

YOUTUBEの解説欄には、動画の文字起こしも掲載しました。ぜひ合わせてご覧ください。吉本の伝える政策の背景がとてもわかりやすくなっています。

https://www.youtube.com/watch?v=4otwhxkf7jE&feature=youtu.be
1:吉本そうぞうの基本姿勢「みんなで生きていく高槻をそうぞうする。誰1人取りこぼさない」と自己紹介
https://www.youtube.com/watch?v=LR92KBUDdy4
2:子育て・子どもを産める環境:まちのみんなで子どもたちを育てていく。ジェンダーギャップの解消、地域にリサイクル・リユース、物々交換と子育ての相談のセンター等
https://www.youtube.com/watch?v=5vEvEqsj8SA
3:高槻のセールスプロモーション〜このまちの自然、歴史、地域の豊かさと20−40代定住促進のための環境先進都市=子どもたちから高齢者まで住み良い地域拠点型のまちへ
https://www.youtube.com/watch?v=Y_T3I3Akwjk&feature=youtu.be
4:まちのみんなにとって大切なものを守る。抑圧や馴れ合いの発生しそうなところには、市民の目を。開かれた民主主義とオンブズパーソン制度。
https://www.youtube.com/watch?v=EjBL4Gh2nTQ&feature=youtu.be
5:これからの防災対策。最大の災害対策は気候変動の対策。再エネ省エネの導入。そして水害防止・地下水には、森林、都市農地。コロナなどのパンデミックには地域のアウトリーチ型ケアの充実を。
https://www.youtube.com/watch?v=LeZVe6Jj-z4&feature=youtu.be
6:全ての意思決定・政策の中心に”生命をおく”。経済成長路線から分散型の地域経済の循環への転換を。
https://www.youtube.com/watch?v=RRjt5-vCcyQ
7:みんなで生きていく優しい高槻を作る。この厳しい時代を前に、子どもたちを戦争に行かせない。気候危機は戦争のリスクを高め、生存・生活を根幹から揺るがせるけれども、みんなの力を合わせてこの高槻をみんなで生きていけるまちにしたい。

みなさん、ぜひご覧ください。7日間本当にありがとうございました!

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●少し見づらいですが、こちらにも文字起こしを掲載します。またよろしければYOUTUBEの画面を開いてご覧ください。

①「基本姿勢と自己紹介」部分文字起こしーーーーーー

私は「みんなが生きていく高槻」をつくるということをテーマに、 「だれひとり、取り残さない高槻」をつくる ということをテーマに活動したいと思っています。 (自己紹介)現在、42歳で大阪市の生まれですが 訪問看護師として、高槻市で仕事をしています。 同志社大学で、心理学を学びその後、公認心理師を取得もしています。 (他に)英検一級を取得しておりまして、 世界の貧困問題や、在日難民の支援に取り組んで 2004年には、アフガニスタン現地で 虐殺の聞き取り調査なども行っていました。 2005年から、オーストラリアで農作業をしていまして 収穫の仕事などもしています。 帰国後、大阪市立大学に編入して、看護師・保健師免許を取得後 その、大阪市立大学病院に勤めまして、 今、2014年から訪問看護師として高槻で勤めています。 3児の父親もしています。 (基本姿勢)子ども達の本当に安全に住める 未来を守るために、2022年から 「気候変動を考える市民の会・高槻」というのを たちあげまして、活動しています。 生命(いのち)を守ることを最優先する 環境とケアのまち・高槻を 皆さんと一緒につくりたいと思います。 戦争をせずに、平和に生きるために、 子どもを戦争に送り出す社会には 絶対にしない。ということを 掲げたいと思います。 20年前にですね、私はアフガニスタンに行った際も 温暖化による干ばつの影響っていうのが 目の当たりにしていまして、 そして、オーストラリアでもその後また、干ばつが進行して 本当に大規模な火災(山火事)が起こっています。 この高槻においても、2018年に台風21号の 本当にひどい被害がありまして、 617ヘクタール(東京ドーム130個分以上)の 北部の山林が、壊滅的な被害を受けるという (大阪)府の激甚災害を受けるということになっていますので 本当にこの気候危機というのが、今足元の 僕たちが住んでいる高槻市にきたということを感じています。 そのために、脱炭素・循環型社会へ皆さんと 一緒に進んでいく必要を感じております。 そして、私、医療職でして、 訪問看護師としてこの3年間を過ごして 大阪府が、なぜコロナの死者がワースト(1位)なのか ということを本当に・・・もうこれ ある種、怒りをもって活動しています。 (この間)私の利用者さん(患者さん)も亡くなっていますし。 これはやっぱり、生命をですね、 優先することができていない、 (府が)コストカットをして保健所を減らしていった この中で、やはり今、立ち直して見直していく 必要があるかと思います。高槻においてもですね、 西部保健センターが、コロナ下において、なぜか 閉じてしまうという判断が起こってしまっていますし、 市民の生命を守るという責務を、やはり 行政は果たしていかないといけないと常に感じています。 そして、やはり、開発依存型の時代というのは今、 もう終わっていると思うんですけれど もう地球上の資源を掘り尽くして、 化石燃料のピークを迎えてしまっていて 燃料高騰で、皆さんの生活の物価度も上がっています。 もう遠くの国から、食料を輸出する時代というのは 輸入する時代というのはもう終わっていて 皆さんの本当の食料・食卓を守っていくためにも 食料安全保障の観点からも、この高槻の近くの 自治体の中で、自給(率)を高めていく必要があると思います。 大型開発に関する市の予算を見直して 効率的に見直してですね、 暮らしや、子育てや、介護や、教育など 本来の自治体の皆さんの、市民の生活を 守るということに、傾注していかないといけないと思います。

②「Q 希望出生率に近づける市政」部分文字起こしーーーーーー

私の基本方針は「すべての子どもたちを町のみんなで育てる」 「家族のように助け合えば、まちのみんなが幸せになる」です。 私自身も、弟・妹の、三人の兄弟で育ちました。 養護教諭でもあった母親の、 小学校の教諭だったんですけど、育てられています。 私も訪問看護の仕事をしながら 三人の男の子を育てています。 高槻市に引っ越してきて9年間、 毎朝子どもを保育所に連れていっていますし 保育所の皆さんに、本当に感謝しかありません。 共働きの妻とは家事のやり繰りをしながらやっています。 その中で思うことをお伝えします。 一つは、教育の無償化です。 子ども1人に対しての給付を しっかり行うことということで。 国の施策が、本当極端に冷たく厳しいですね。 2011年から「年少扶養控除」が廃止されてしまって これは本当38万円の、年間減額なんですね 子どもの1人に対しての給付をしっかりすること、 重要ですけれど、教育の支出というのが GDP比で2.8パーセントと埋まってしまっていて これはもう大学卒業した時とかには、もう 200万、300万の奨学金を背負ってしまうという。 スウェーデン・デンマークなどの先進国の中では 大学まで無償なのが、当たり前なので 教育の無償化というのは、ある種 自治体のテーマではないような気がしていて、 憲法で保障された基本的人権なので 国の法的責任です。 でやはり、この労働の非正規化・貧困化が進んだことも この未婚率が、男性28%、 女性18%になってまして このような状況では出生率の増加は、 もうほとんど見込めないです。 ジェンダーギャップもひどくて、母親にケアを押し付け (父親の)育児参加を許さず 教育の責任も、親だけに負わせてきたっていうのは 本当、この背景にあると思います。 じゃあ高槻市でどうしていくかというと 自治体レベルでできることはたくさんあって、 近隣で、出生率を高めた明石市を見習って しっかり子育てに関する専門職の増員をしてですね 誰一人取りこぼさない教育の質を、 高めていくことが必要です。 ジェンダーギャップの解消推進と コミュニティでの共同保育推進を行って 町のみんなで子育てして みんなが生きていくまちにする。 私が市長になれば みんなで子育てを推進、掲げます。 で、看護という現場にいますが 子育て優先した職場環境になっています。 やはりそれは、もう子供が熱を出しましてですね すぐ休まないといけないですし。 富田のですね、私、富田地区が地元なんですけれど ひかり診療所や西部保健センターを利用していましたが 西部保健センターの方は、一歳半検診でも使っていましたけど (閉鎖になり、)中央に集約化されてしまうと やはりとても使いづらい。 身近な場所に、保健所・機能を 回復させないといけないと思います。 子育ての助け合いも(自治体で)促進できます。 子供服などは、すぐサイズアウトしてしまうので みんなでリユースして、みんなで お金がかからなくする取り組みができるかと思います。 例えば、すぐそこにある「こどもみらい館」で 子供服や子供用品のですね 無料交換会をしてもいいと思いますし、 困ってることや悩んでることがあれば 相談できるネットワークをそこで 作っていくということもできるかと思います。 子ども食堂や保育のために、今使っていない 空き家やスペースっていうのは、あると思いますので あまりお金もかけずに、地域のコミュニティの工夫で 子育てを助け合っていくことができると思います。 本当にすべての子どもたちを、まちのみんなで育てる、 家族のように助け合えば、 まちのみんなが幸せになると思っております。

③「Q高槻市のセールスプロモーションとその対象」部分文字起こしーーーーー

高槻市のセールスプロモーションということなんですけども 高槻、実はちょっと20代から40代が 近隣自治体に比べて少ない人口、というところが ありますので、その世代に向けた(政策) ほんと、自然豊かな高槻市だと思うんですね。大阪府の中でも。 そこを循環経済先進都市として 定住促進できないかと思っております。 自然が多い高槻は、本当に子育てに適したまちです。 私も、芥川にホタルを、子どもたちと見にいったり、 大阪市ではできなかったことができています。 とかいなか・高槻を、 循環型社会の先進都市として発展させると。 「環境とケアのまち・高槻」をつくる。 医療・介護・福祉などのケアの内容を高めることで 安心して暮らせるまちにもなりますし 教育に関しても、これからの気候危機に対応した 国際的環境教育や、情報技術を活用したりして 多様性教育を実現するなどの、質の充実を図れるかと思います。 環境を大切に、脱炭素を進めると 省エネ・再エネの導入でですね、 やはりこちらの方は国際的にも コストが低くなっているんですね。 光熱費の負担というものが、実は 高槻市の企業・民間・家庭で、年間7百億円がですね 域外に流出してしまっているんです。 その、域外に流出していっている資金を 地域に循環させる仕組みを作れば 再エネなどの設備投資で、地域の雇用が生まれて発展しますし 環境保護に先進的な、徳島県上勝町というところでは、 ゼロウエストセンターというのを作って このごみの分別に関しては リサイクル80%を達成しているんです。 そういうようなですね 地域の循環の仕組みを作った 地域循環センターというものの 設置を考えているんですけど そこでゴミのリユースリサイクルを促して お金をかけずにあまりかけずに、子育てや介護をするという。 そして余った食品などをですね、こども食堂などにですね 活用したり、こう、地域住民の方の助け合いの促進をすれば 20代ー40代を呼び込めるのじゃないかと思います。 観光に関しても、本当に高槻は魅力的なまちで この安満遺跡公園もですね、もともと京大の農場だった所 実験農場だった所なんですけれど、 本当にこの淀川水系の恵みの中で、歴史があって (上牧の鵜殿の)ヨシ原などはですね 淀川、あと石清水の八幡宮の、ここは ほんとヨシが今、危機に、実は瀕しているんですけども 外来種(によって)でですね、駆逐されかけていて 皆さんボランティアの力で たくさんの方が関わって再生に関わっていますが、 この雅楽のですね、日本の雅楽(の楽器材料)に 使える文化圏というのは、本当 実は世界遺産に認定できるんじゃないか という声もありますので 本当に大事なまち、大事なその地産地消の 資源としてヨシも使えます。 気候変動対策においてもですね、 よしず、その雅楽の篳篥に使うだけじゃなくて よしずを活用することで 室内の温度を2度を下げることもできますし 本当、地産地消の起業というのを促していけると思います。 やっぱり、地元農家を応援する仕組みも必要です。 (また)市民農園などを、促進してですね 海外の、例えばアトランタ、アメリカにあるんですけど 無料で食べれるフルーツの森っていうのを作っているんですね。 で、本当この、実はこの安満遺跡公園も 皆さん実は、ここが開発される前は 銀杏並木がたっていて、銀杏をですね 市民の方が拾ったりしてましたけど そういうこう恵み豊かなこの公園に 発展させていくことができるという風にも思っています。 本当この、森林っていうのが高槻44%あって地元の・・ (※ 注・持ち時間につき終了)

④「Q選挙活動まがい、政治の馴れ合いを防止するには」部分文字起こしーーーー

はい。基本的なところだと思うんですけれど、 行政や議会、選挙もそうなんですけども それぞれが分立・独立した、三権分立だと思うんですけども・・ (濱田)市長は、るるぶを使って、市政の広報をしたりですね 議員との二連ポスターとかも、本来どうなんだとうと ちょっと違和感を持って感じています。 で、一方で 松浪さんもチラシに(夢洲)万博のキャラクターを使ったりだとか。 大阪府政においてもですね、読売新聞さんと包括連携協定したりとか 馴れ合いという観点から、本当こうジャーナリズムが どうなっているのかという問題もあるんですが、 メディア・コントロールそのものが行われている のではと思っています。 私はそもそも、「開かれた民主主義と自治」ということを 基本理念に掲げているので 市民みんなの声を聴く、ということと トップダウンではなくボトムアップで、この 高槻のまちを作っていくっていうところなんですけど こう市民主導の、監査体制っていうのを作らないといけない と思うんですね。 その慣れあいっていうものは 行政と民間の間にも起こってしまいますし、 パリの事例をとってみればですね、契約書自体がなかっただとか (仮に)水道民営化をすると、不透明なことがたくさん 今後、生まれてくると思うんですけれども、 そういう事を本当に、財務報告などをですね ちゃんと監査する体制を作るということで オンブズパーソン制度の導入を考えています。 これはですね、その財務報告に限らずですね、 民間の、例えば精神病院の中で、色んな虐待が起こったりですね 子どもの施設での虐待がおこったり 本当、こう、しっかりチェックですね、 抑圧がおこる場所に対して ちゃんと市民の目を入れていくっていうことが 大事かと思います。 やっぱり今後ですね、民営化が(府の流れでは) 水道にしろ消防にしろ、広域事業化と いうのはやはり民営化(を前提に)想定されていると 思うんですけども これはもう絶対に間違っていまして。 やはり、もう30年前にですね イギリスで民営化の動きが始まったんですけれど それはもう今失敗してですね 再公営化の動きが、各地で起こっているんですが これをやっぱり、みんなの財産は、市の財産、市民のものであり これを守っていくっていうことを、 私は今日、基本的な姿勢として考えております。以上です。

⑤「Q高槻市の防災対策について」部分文字起こしーーーーー

吉本そうぞうです。 防災対策、本当この災害のリスクというものを考えたときに やっぱり究極の災害対策というのは 今起こっている気候変動に対する 災害の対策を打つということだと思います。 この再エネ、ですね、省エネもですけど、 導入すればですね、 例えば、地震がおこった時にでも 電源の確保は、この高槻の中でできますし ほんと重要なことだと思います。 (2018年)台風がですね、 山林が(高槻市域の)44パーセント。高槻の森林の中の、 617ヘクタールを倒してしまったことなんですけれども、 今後、もう本当、まだちょっと全然回復しなくって 5年間経っても、局地的な地滑りだとかですね ほんとたくさんのリスクを、山林が抱えています。 でこの、ここなんですけども、 森林はですね、土地の3倍、草地の2倍、水を溜めることができます。 水田や畑も保水力が高くって、降水に耐える まちのこのような自然は、実は 本当に大事なダムの機能を持っています。 水源林としての役割も、森林を持っていまして 地下水を、自己水源として30%ほど利用できます。 渇水の時もですね 例えば、南海トラフ地震想定されていますけども その時も、高槻市内の地下水は使うことができますので 非常に重要なんですね。 農地を残すことは、防災にも強く 安心なまちづくりに必要なことで 防災に役立つ、問題に役立つのですけど 独自の水資源・食糧資源を確保することは 今後将来の世界的な人口増・食料安全保障の問題 エネルギー高騰についてもですね、(対策)可能です。 エネルギーが今後将来、高槻に脱炭素がしっかり進めばですね (全体のエネルギーの)7割、将来自給が可能なんですね。 そういうまちになれば本当に、生命を守れるようになる。 市民間の助け合いのネットワークも作って 福祉もしっかり、アウトリーチする体制をですね やはり作るというのは大事だと思います。 コロナ禍において、大阪市ではKISA2隊(きさつたい)というですね あのクリニックの主導して、在宅でパンデミック災害が起こっても ケアができるような体制を作っていますので 高槻市において、十分な医療資源が高槻市内にありますので 今後またパンデミックが起こるかと思いますけども 在宅でしっかり安心してケアを受けられる 体制を作っていきたいと思います。 以上になります。

⑥「Q経済成長路線の政策や行政運営はより多くの声明を生み出すか否か」部分文字起こしーーーーー

(質問部分)

私からの質問なんですけれども、今の 「経済成長路線の政策や行政運営は、 より多くの生命を生み出すのか、否か?」という 問いなんですけれども、 これちょっと何が言いたいかと言いますと、 その一つの政策にしろ、その市の計画にしろ 色々と(現在市によって開発計画中の)富田地区だとか 萩之庄の(JR線の)新駅(開発計画)だとか (前島に計画中の)枚方(第二)大橋とかありますけれども その方向性で、政策を進めると 生命は増えるのか、それとも今後、その生息地を 奪われるようにして、減っていくのかというところなんですが。 (この問いが)なぜかというとこの今、コロナ禍をへて、 世界は大きな(・・の)転換点にあり 欧州もグリーンニューディールをはじめて コロナ禍からのグリーンリカバリーを目指しているところ なんですけれども この全ての決定や行動を、生命におく、 というところでお伺いしたいと思います。

ー(中略)お二方の回答ありー

(本人による回答)

この質問をさせてもらって 演者の皆さんに、人間的な声が聞かせていただいて。 皆さんがこの自然を愛するっていう気持ちって みんなお持ちやと思うんですよね。 本当にこれは、皆共通のもので、なぜかというと 自然を再生することで、僕たちは 自然に守られている、ということです。 現実がある、と思うんですね。 本当、この、今後ですね もう地球上の資源をほぼ、掘りつくしてしまう 「人新世(ひとしんせい)(の時代)」と今言われていますが 「脱成長」という考えもあるんだと思います。 これフランスの経済学者からも、始まっています。 で、何をね、そこで一番大切にしていくかというと やっぱりこう人々の、ウェルビーイング(well-being)と 幸せやと思うんですね。 この経済指標、確かに名目上、大切ではありますし、あります けども、本当の進歩、進歩という社会の 進歩という観点を、今度は みんなで考えていかないといけないと思います。 まあどうしても、コロナ禍がですね、本当に 大きなメッセージとなって、 私も今、森林ボランティアをしているんですけれども、 (参加者の年代が)すごい若返っているんですね。 若い人たちが本当に今、これは危機やと。 この自分達の生活のやり方を変えなあかんのやと 自然を再生していかなあかんのやということを、 本当に実感を持っているこの、今の時代だと思うんですね。 で、もう私たちの、余り時間が残されていなくて、 2030年までにですね。高槻では、この脱炭素に向けて、 元々掲げられている政策が、 2013年比・30%削減なんですけれど 国が掲げている46%よりもさらに低くて。 僕は、60%を達成しないと 本当皆さんの生活が危機になっていく。 この危機感というのは、今回私が出馬した理由の 大きな理由を占めているんですけども これからの行動や政策や決定、っていうものの 中心に、生命っていうものを 大切に置かないといけないと思います。 なので私たちが、高槻の中で、森林の回復もそうなんですけれども みなさんの、暮らしや生活の回復という点においても 本当にこの心の健康も回復されるような、 コロナ禍からのね、本当の回復っていうものを 皆さんと一緒に作り上げていきたいと思いますので ぜひとも御協力よろしくお願いします。

⑦「最終にお伝えしたいこと」部分文字起こしーーーーー

最終アピールさせていただきます。 繰り返しになりますけども 私の基本方針は 「みんなで生きていく高槻をそうぞうする」 「誰一人取りこぼさない」ということです。 気候危機に対しては 脱炭素を進めて、未来を創造する 循環型社会をみんなで作っていく ということですね。 地域や幸せを実感、健康を実感できる高槻にする。 市民みんなの声を聴いて トップダウンではなく、ボトムアップのまちを作る。 自治を回復するということです。 私はやっぱり、医療者なので 科学的なエビデンスに基づいた 政治っていうのを、対策をしていきたいと思います。 先程ちょっと申し上げた、CO2の削減目標にも、 科学的なエビデンスがあるわけですね。 これをやっていかないというのは、もうこれ 選択肢ではなくって、この道しかないんです。 皆さんが、一緒に生き残っていける道っていうのは。 なので、その危機感もあるんですけど 脱炭素対策をしっかりすると、 本当にこう豊かな循環の社会になっていって 高槻市内でお金も循環するし、雇用も生まれるし 地域発展が可能なんですね。 なぜこれにこだわっているのかというと これだけ、本当に言いたいんですけど 私の子どもたちや、皆さんの子どもたちはですね 戦争に行かせたくないんです。 本当に世界中の悲惨な現場をたくさん見ていて ビルマの民主化されたんですけど もう一回独裁政権に戻って、抑圧が起こったり 気候変動・気候危機を放置しておくと どうしても戦争のリスクが高まってしまう。 世界の貧困化が進んでいって、ウクライナへ侵攻するなんて 誰も予想しなかったことが現実化していって 皆さんひしひしと、その現実を生きていると思います。 こんな時代だからこそ、 みんなで生きていく 助け合って生きていくっていうことをやる 皆さんと、みんなで生きていく 高槻を作る。誰一人取り残さない。 みんなで助け合っていく 優しい高槻をみんなで作りましょう ということを呼びかけたいと思います。 よろしくお願いいたします。

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